レトロな美が際立つ！くさび形デザインで楽しむロレックス・オメガの魅力

業界唯一のアンティーク時計専門誌「ロービート（LowBEAT）」編集部が、メンバー向けにお届けするアンティーク時計初心者向けの記事です。今回は1940年代に多く見られる「くさび形インデックス」について解説します。

時計の文字盤には12個の目盛りがあり、これを一般的に“インデックス”と呼びます。インデックスは、アラビア数字のほか、ローマ数字やドット、バー状のものもあります。これらは視認性を高め、腕時計の個性を際立たせる重要なデザイン要素です。

“くさび形インデックス”は、先端に向かって徐々に尖るV字形または三角形の形状をしたものを指します。主に1940年代から50年代によく使われ、特にロレックスの手巻きオイスターやオイスターパーペチュアルで見られます。

多様なくさび形インデックスは、通常のバーインデックスとは異なり古典的な雰囲気を醸し出しています。このユニークなデザインは、アンティーク時計を選ぶ際の一つの価値あるポイントといえるでしょう。